「毎日美味しく、楽しく、健康に」
「美味しく食べてほしい。」
「健康に良いものを与えたい。」
誰しも、犬や猫に食事を与えるときに願うことではないでしょうか。
手作り食は、調理が少しばかり大変だけれども、ドライフードなどとは異なり、飼い主さんの目で食材を選び、調理することで、何を与えているのかが明確にわかり、出来立ての料理のおいしさを犬や猫に届けることができるのが魅力です。
きっと愛犬・愛猫は市販製品を与えたときとは、異なるリアクションを起こしてくれるでしょう。
日本は栄養学先進国ですが、動物の栄養学は後進国です。
日本は、日本で流通している食品の栄養組成を国が分析し、無償で公開している世界的にも珍しい国です。その食材の豊富さと分析の頻度や方法は、世界一と言っても過言ではありません。この優れたデータベースを使用し、日本の栄養学は他国より発展しているわけです。しかし、動物たちには、このデータベースを活用したサービスがありませんでした。
動物たちの食は、動物たちの健康と福祉を最優先とするために、栄養組成が整っていることが最も大切です。残念ながらその最も重要な部分を無視する複数の団体が日本には存在し、栄養価の整っていない手作り食によって飼い主さんと動物たちが振り回されている現状があります。そのため、獣医師の中には手作り食を推奨しない先生もいらっしゃいます。
犬や猫は常に栄養価の整った食事をとることで、健康を維持してきた歴史とエビデンスがあります。しかし、それを人間の都合のよいように崩しても動物たちの健康に影響はないのかという問いに答えられるほど進歩していません。そのため、栄養基準に沿った食生活を過ごす必要があるのです。
犬や猫の手作り食に「さしすせそ」を
人と犬や猫では、必要な栄養素が異なることから、見た目や感覚ではなく、栄養素を「数値」として捉えることが大切であることを伝えるため、犬や猫の「さしすせそ」を考案しました。人の料理の「さしすせそ」とはちょっと(大きく)違いますが、総合栄養食という基準で作られた市販製品と同じレベルで栄養管理をするためには、40項目以上の栄養素の計算が必要です。
そんな面倒くさい栄養計算を日々の動物との生活の中で行うのは、まずもって難しく、ややこしいため、栄養学を専門としている獣医師が立ち上がりました。
飼い主さんの美味しく、楽しく、健康にいてほしいという願いが、手作り食を通して動物たちに伝わるように考えられたレシピをぜひご利用ください。
コンセプトは、楽しく・簡単に・安心できる栄養価の整ったお食事を。
日本の犬や猫のための「ちゃんとした」手作り食レシピサイトの開幕です!